言魂(フィオン)
元素やエネルギーと類似するもの。
アーベルの世界を彩る万物の源である。
言魂には「焔」「天」「地」「海」「光」「闇」「風」の7種類の属性がある。
焔
火と破壊を意味する。
速攻、瞬発的な火力を誇る。竜の攻撃の大半はこの属性。
天
空と神罰を意味する。
鉄壁の守りと必殺級の高火力な魔法攻撃が特徴。
地
大地と源を意味する。
数多のエネルギーの力を借り、段階的に火力をあげるもの、一時的にステータスを飛躍させる技が多い。
海
水と変化を意味する。
ステータスに影響する技が多い。物を複製、増殖させるものがある。防御貫通攻撃があるのは海のみ。回復技は効果は小。
光
癒しと音(詩)を意味する。
回復術が多い。天の属性に次ぐ守りを誇る。天と相性がいい。
闇
妖と呪を意味する。
命を代償とする術もある。視えないものが視えたりすることもある。
風
時と調和を意味する。最もレアな属性。
時間操作の技が多い。
また、風の属性だけで全ての属性を扱うことは可能であるが、風以外の属性技は火力が落ちる。
魔法
魔法は「天地創造の言葉(または真名)」、対応する「言魂」、そして自身の属性の一致することが必要である。
天地創造語の意味を理解したうえで紡いだり、魔方陣を描くことで魔法を発動する。
口伝術などの高度な魔法は“開発者”の心情とも一致しなければ起動しない。
アーベルに存在するモノ全てに許された力である。
魔法は外灯など生活の一部にも浸透している。
ただし、アーベルの世界では科学も重視する部分もあり、学者によっては魔法があるから科学、科学かあるから魔法が存在すると言うほど。
ヒトが魔法を使う際は、自身の体に巡る主となる言魂の属性が1つ、主の属性を支える役割をもつ従となる言魂の属性が2つの計3種のうちに該当する属性の魔法しか使えない。
ただし、「風」の属性は威力は弱まるが他の属性も扱うことが可能である。
主の属性が一番威力が高く、従の属性は主よりは劣るが2種とも同威力か多少なりとも高低さがあったりする。
魔法の種類によっては“世界”を崩壊させるほどの力をもつものも存在する。
創成歴元年より魔法の扱いに制限をかけるため「風導士」の資格を導入する。
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