二つの言語
アーベルに存在するモノ達は意思疎通の為、主に「標準語」と「天地創造語」の二種類が言語を使う。
標準語
普段の会話に用いられる。
本編の会話はこの言語で繰り広げられている。
天地創造の言葉
「天地創造語」「真名」「古(いにしえ)の言葉」「龍の言葉」「創成歴の言葉」とも言われ、一つ一つの言葉に魂が宿るといわれている。神が創った言葉。
言魂や魔法を使うときに必要である。
「風物語 ~はじまりの詩~」ではこの言葉が主。
本編上では標準語であるが、“ある地域”だけは天地創造の言葉を主としている。
真名
真名は固有名詞の一つ。「天地創造の言葉」の一種である。
その“モノ”の全てであり、奪われればその“モノ”の全てを奪われる。
同じ時間軸の間では同一の真名は存在しない。
真名は親、兄弟も知ることが無く、生を宿した瞬間から記憶に刻まれる不思議なものである。
別の時間軸で同じ名を真名とする者は、その前に名乗っていた者の何かしらを影響を受けていることが多い。
0コメント