名前:烏羽 凪(からすば なぎ)
性別:女
年齢:18歳(※「Dear 01」時点)
誕生日:7月21日
血液型:シスAB型(聡賢の民)
身長:156cm
主人公兼ヒロイン。
高額な治療費返済のため、衣食住付きで鷹司家の使用人となった女性。
父親が指名手配中の怪盗コガラシであるため、階級は隷代。
これまで隷代が王宮内へ立ち入ることは許されてこなかったが、ソルトニア王の施策も絡み、例外として迎え入れられる。注目を浴びつつも反感を買うことになり、王宮内の泥沼化した人間関係に巻き込まれていく。
刑事事件に巻き込まれたこと、父親が怪盗コガラシであること、無意識に発する”知らない言葉”で誰かへ危害を加える恐怖心と精神的なショックにより失語となる。
鷹司家の身内のみ伝えられる信号(※我々の世界で言うモールス信号)を通し、周囲と意志疎通を行いながら奮闘する。
<補足>
図太いようにみえるがとても神経質で綺麗好き。9割以上真面目で固められた性格。
困っている人を見かけると放っておけない性格でどちらかと言えば世話焼きな方である。
ただ、しっかりものに見えて気が緩むと詰が甘かったりマイペースな一面もある。誰かの監督下のもとで真価を発揮するタイプ。
基本的に運が悪い方。税と同じく、もしくはそれ以上に気の毒な目に遭うことが多い。
精神的に不安定になることはあるが、根は負けず嫌い。精神的に落ち着いているときは気持ちの切り替えが早い方。
公言することも文句を言うことも無く、地道にコツコツと頑張る派。
しかし、自分の成果物を横取りされたり、自分の頑張りが身を結ばず他人の利となることが多い。でも特に文句を言うことなく「相手が喜ぶなら」と一歩引く。
ただ、ストレスを無自覚で溜め込みやすく、積もりに積もると自分では感情を抑えられなくなることがある。
<戦闘>
風導士が主に使用する魔法を“家の教え”でいくつか使用できる。
魔法も扱うことができるがどちらかといえば接近戦が得意。
聡賢の民の一人なので全属性の魔法を扱うことができる。
クラスとしては魔法剣士ではあるが、他の剣使いに比べると下回る方。本人としては「フラッグで殴る人」と自負している。
所持する武器は短剣、ワイヤー、旗。
<デザイン>
以下ネタバレ
<聡賢の民>
凪の一族は惑星「アーベル」が誕生後、始めに創られたヒトの形(聡賢の民)である。
”ヒトの形としてなんでもかんでも全て詰め込んだ”プロトタイプの血統のため、一族の血液型は全員シスAB型(AB×O型)、言魂も全ての属性を扱うことができる破格のヒトの種。
一部の者から聡賢の民は害と視なされ、かざみどり時には殆どの一族は処分、もしくは研究対象とされている。血統が良く、かつ“天然物”で無害な状態であるのは疾風と凪のみである。
聡賢の民は魔法の概念を創ったヒトの種なので“家の教え”の中で高度な魔法を受け継ぐことが多い。その中には風導士の間に伝わる口伝術に匹敵する魔法やそれ以上の魔法もある。
<四代目 風の神子>
星のヒト柱とされる七人の神子の一人として選ばれている。属性は「風」。
風の神子は他の属性に比べ覚醒数が最も少ない。凪で四代目となる。
<結婚式前日の悲劇>
ヴェルドと密約した兜の策により、朝日不在の日にアースの地を襲撃される。
一時的に襲撃者を追いやるが、不意を突かれ囚われてしまう。
中央全土の人々を洗脳する魔術によりソルトニア兵や警兵を利用し、凪の公開処刑が進められてしまう。
火炙りにより骨までも失うが、事前に渡された結婚指輪だけが燃え残る。
<武器の付加要素>
実は処刑される前に指輪に凪の意識の一部を預けていた。肉体が燃え尽きた後、3日間かけて魂と残りの意識を全て指輪とリンクする。
一つのモノへ魂と意識を移した際は、その魂と意識に対する真名を知る者のみ開放することができる。
朝日はそれに該当し、さらに凪と心通わせ、肉体関係までもっていたことで彼女の意識と魂を極限までに引き出せることに成功する。対の指輪とリンクさせ、指輪に宿る意識と魂を解放する。
凪の意識と魂を素材として武器や装飾具のランクをあげ、神殺しの特殊効果を付加する。
ただし、武具に付加した意識や魂については武器の素材として一時的に生きていたモノと認識されるため、結果的に凪はヒトとしての存在していなかったこととなる。
凪の意識と魂を元に「焔月の槍」を「王の神槍」へ変え、神格化した兜を穿つ。
戦いが終えた後、穂、リール、朝日以外のヒトは凪が存在していたことと四代目風の神子が存在していたことの記憶や記録が失われる。
また、アースの地以外の場所については凪が存在していた痕跡が全て失われており、南北を隔てたベシアの壁を壊すきっかけを作ったのは朝日、努、芳実、税、賢二の五人と記録されている。
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